焙煎方法

手焙煎とは…

コーヒーの本来の形は、ご存知ですか?

お店で販売している濃い茶色のコーヒー豆や粉と違い、生豆は白っぽく匂いもしません。ロースターで焙煎することにより色が変わり、初めて風味も香りも生じます。

 

焙煎の仕方次第で味が大変異なりますが、一味違ったコーヒーを提供するために、私たちはこだわりをもう一つ加えています。一般的に利用される機械の焙煎機ではなく、よりこまかいローストの調整のできる手焙煎という方法に、最も丁寧に取り組んでいます。

上記の写真をご覧ください。手動の焙煎機をガスコンロの上に載せ、網のかごに入れた生豆をくるくると回しながら、火を通します。すると、豆が少しずつ黒くなり、ポップコーンを作る時を思い出させてくれる、香ばしい匂いがふわっと広がります。ご希望の焙煎度合い(ローストの深さ)により必要な時間が変わりますが、豆を200g煎る場合は約20分がかかります。かなり大変に聞こえてしまうかもしれませんが、優れた味を生み出すためには、私たちは手間をかけることは惜しまず、手焙煎には特別な価値があると、強く信じています。

 

豆が焙煎した日の気温や湿度の影響も受け、毎日ほんの少し違った風味が楽しめますよう、時間をかけて心も込めて、手動でコーヒー豆を焙煎します。
皆さんの日常にちょっとしたぜいたくを加えられると幸いです。

焙煎度合いについて

焙煎度合いとは、ローストの深さを表しています。コーヒー豆の煎り具合次第で、見た目も香味も多く違い、それぞれのローストには特徴があります。

焙煎し始めてからすぐに出来上がる浅いロースト(浅煎り)から時間の多くかかる深いロースト(深煎り)まで、様々な焙煎の段階があります。基本的に、焙煎が深くなるにつれて、酸味は消えていき、代わりに苦味が増すようになりますが、ここではちょっとカフェで見かける豆の状態について、もう少し詳しく紹介します。

生豆

コーヒーの生豆には味も香りもなく、見た目もお店で販売されている豆と全く違い、緑がかった色や白っぽい色をしています。焙煎機で煎ることにより、「苦味」「酸味」「甘味」などの、コーヒーの独特な風味が初めて発生します。

シナモンロースト

ポップコーンのような香りが生じ、酸味が強い浅煎りのローストです。良質の酸味を持つ豆の特徴を出すにはふさわしい焙煎度合いですが、一般的に飲まれることはあまりありません。もっと深いローストよりも、豆の特徴が残ります。

ハイロースト

日本では多く飲まれる、バランスのとれた中煎りの焙煎度合いです。コーヒー豆がミルクチョコレートのような茶色に変わり、酸味は少し抑えられようになるにつれて、苦味も甘みも出てきます。

フルシティロースト

中深入りの風味を楽しめるローストであり、チョコレートのような色着きがより濃くなります。ハイローストと同様、日本で普及しており、王道の焙煎度合いだと考えられます。甘みもコクも目立ち、酸味が控えめです。

フレンチロースト

油分が表面に浮かぶため、つやつやとした光沢が出ます。豆の色がやや黒っぽくなり、苦味もコクも味わえる深煎りの焙煎度合いです。ミルクと合わせたカフェオレやカプチーノとして、カフェや喫茶店では多く飲まれます。

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